ICT教育推進研究所の研究室

ICT支援員→小学校教員が「ICTの効果的な利活用」をテーマに、授業記録・情報教育・情報通信技術(旧ICT)支援員について書いています。

同行2日目で即授業せよ!!

「3,4時間目、授業やってもらうから」

唐突に言われた授業やれ、の言葉に唖然とした私。
ただの見学のはずが即実践という現実に全身が緊張に襲われました。

1,2時間目、先輩が話していることを一言一句聞き漏らさずにメモを取りまくり、なんとなくの流れを理解した私は、3,4時間目の授業に臨みました。
たしか内容は調べ学習だったように思います。



当時のことはもう忘れかけていますが、アワアワしていたのだけは覚えています。
書いたメモを見ながら、なんとなしに説明して子どもたちに指示を出し、授業はなんとか終了。
ありがたいことに子どもたちもそれほど変なこともせず指示に従って作業を進めてくれましたし、先生から「ありがとうございました。」と言われました。
初めての経験だっただけにグッタリした思い出です。



午後は自治体のICT環境やパソコンの特徴など恐ろしい量の情報を1日で叩き込まれ、訳がわからないまま帰宅しました。
多分これを全部理解できたのは半年くらい経ってからだったように思います。



その後の同行研修は、基本引き継ぐ方の学校に同行しつつ、他の支援員の担当する学校にも同行しては分からないことを聞いて解決していきました。
合わせて授業もちょこちょこ担当していきました。

それでもこの自治体の環境は結構特殊で完全に理解できないまま1ヶ月にわたる同行研修が終わり、私は不安を抱えたまま独り立ちの4月を迎えることになるのです。


次回は11月28日に更新します。