ICT教育推進研究所の研究室

ICT支援員→小学校教員が「ICTの効果的な利活用」をテーマに、授業記録・情報教育・情報通信技術(旧ICT)支援員について書いています。

支援員って、大変すぎる~~~!

晴れて合格した私は、1時間ほどの道のりを電車を乗り継ぎして初出社。ここで初めて他のメンバーと出会いました。
担当地区を告げられ、翌日から3日間の社内研修を受けたあと現場に踏み出しました。

 



★同行研修とは
ICT支援員は、基本入社後3日間は社内研修を受け、その後引き継ぎも兼ねて様々な地区の学校を先輩とともに行動し、学校でのふるまいや基本的な情報を学ぶ「同行研修」というものがあります。
私の場合は社内研修も含め1ヶ月という長期でしたが、最短だと社内研修と同行3日だけという場合もあり、その日数設定については賛否両論があると言われています。
たまたま私は3月入社なので1ヶ月研修し、翌月の新年度から独り立ちするスケジュールでした。
これは当時非常に稀なパターンで、あなたはラッキーだったんだよと後々先輩から言われました。



そんな同行研修、ここでいきなり壁にぶつかることになりました。
同行2日目、この日は教員免許を持っている男性が研修担当でした。
後に担当校になる学校で初めて授業を見学。どんなふうにするんだろうと思ったら・・いきなり教壇に立って子どもたちに話し出しました。

え?え?この仕事、補助じゃないの・・?

そう、これがICT支援員の本当のす・が・た、だったのです。



★ICT支援員は
名は支援員ですが学校によっては子どもたちの前で授業をする、つまり先生と同じ立場になることがあります。
とはいえ教員免許を持っていない人が授業をすることは原則禁止されています。
そのため一応先生にはめあてとまとめを説明していただき、操作説明を支援員が務めるというパターンが主流です。
ただし地域によっては本当に指導補助だけという場合もあり、要は自治体によって違いがあるということです。
(この仕組みに大きな問題があるんですが、それは別のときにでもお話します)


次回は11月21日に更新します。