ICT教育推進研究所の研究室

ICT支援員→小学校教員が「ICTの効果的な利活用」をテーマに、授業記録・情報教育・情報通信技術(旧ICT)支援員について書いています。

手順書は極力残しましょう

こんにちは。所長です。

 

今週は勤務校の先生に色々ヘルプを求められる1週間でした。

そんな中で一つ思ったことを書きたいと思います。

 

 

やり方を教えても時が経てば忘れます

それは高学年の先生からで、

「Classroomの提出物をクラス全員で見られるようにしたい。1学期にやり方教わったんだけど忘れちゃって」

 

よくあるお話ですね。

 

ICT支援員さんに聞いたか、やってもらったらしいのですが、その手順を忘れてしまった・・

 

そこで私に質問が来たようです。

 

先生一人でも実現できる環境づくりもICT支援員の仕事

とりあえず時間の合間をぬって調べてみましたが直接的な解決には至れませんでした。

そこは自分の力不足だと感じています。

 

ですがそれ以前に、手順書を残しておくべきじゃないかなと思うのです。

 

質問があって、対応する。仕事としてはもちろんそれで十分です。

 

ただ、今回のように数カ月後また同じことをやってみたい、というケースも結構多かったりします。

 

その手順を支援員さんしか知らないでは、先生のスキルも定着しないので意味がないと思います。

 

大切なのは、支援員さんがいなくても同じ環境が構築できること。

だから先生方のスキルを向上させる上でも、

 

・手順書を極力残す

・他の先生にもシェアできるようにする

 

ことが大切かと思います。

 

手順書づくりって正直言って結構面倒です。

けれどそれが学校の財産にもなりますし、支援員がいなくてもそれさえあれば他の先生の助けになりますので決して無駄にはなりません。

 

むしろ活用につながります。

 

苦言を呈するのはあまり好きじゃありませんが、ICT支援員さんにはぜひともこの部分を意識して活動してほしいと思います。