去る10月19日、青梅市にて親子で体験!プログラミング教育を開催しました。
初めて実施した、一般市民向け講座
これまで私が行ってきた研修会や講習会はもっぱら学校内、つまり教育に関する知識を有する先生や、知識技術を学んでいる子どもたち相手でした。
しかし今回は一般市民向け。つまり年齢も世代もまちまち。今日は70代の方と小学生のお子さんとそのお母さんが参加されました。
一般の方相手だし、少しくだけた感じで話さないといけないな。
あまり深い教育関係の話はカットしよう・・
そう思いながら原稿のスライド等を用意しましたが、実際は予想以上の想定外が起こりました。
「プログラミング」がわからない
軽く自己紹介と挨拶後、プログラミング教育について話し始めたところ、このような意見が上がりました。
プログラミングっていう言葉自体がわからない
私は一瞬頭が真っ白になりました。
「プログラミング」という言葉を知らない人がいるのか・・
そこではっ!と気づきました。
・・私もプログラミングと言う言葉の意味を正しく理解していないじゃないか、と。
とりあえずそれなりな言葉で返答して話は進めましたが、自分にとってこの一言は大きな致命傷に感じました。
みんなですいぞくかんを作ろう
今回使ったソフトは「ビスケット」です。
前半は練習として絵の描き方、アニメーションの付け方を学んでいただきました。
直感的に操作できるのがビスケットのいいところで、参加された皆さんは説明を聞きながら海の生き物を描きました。
その様子がこちらの動画になります。
後半は学んだ操作を使って、水族館を作りました。
各々が海の生き物を描いてアニメーションで動きをつけ、全員でアップロード後鑑賞しました。
作った生き物?が一つの場所で泳ぐその光景に、参加した皆さんから一同に驚きの声が上がりました。
プログラミング教育の必要性を理解いただくには
約1時間にわたる講座は無事終了しました。
今回も多くのことを反省したり改善したりする必要があると感じました。
箇条書きでまとめますと
・今までの説明が上辺だけのものだった
・一般市民でもわかるような言葉にもっと言い換える必要があった
・子どもがいる場合はなるべく短い説明にする
・言葉遣いをもう少し良くする
・自信を持って説明できるようになる
・自分が持つプログラミング教育の必要性を訴えていく
特に大きな改善点としては「自分の言葉で説明できるようになる」こと。
正直、プログラミング教育が求める目的には少々ばらつきがあり、どこに着地点を置くか迷っているところもあります。
その部分を参加者からの一言で気づかせてもらったことは大変大きな収穫でした。
自分なりの考えをまとめ、参加者に伝えご理解いただく。
難しい部分ですが、頑張ってみたいと思います。
今回の講座では、研究員である相方とかつて勤めた会社の同僚さんが動画撮影や操作説明の補助をしてくださいました。
特に動画は自分自身の説明のクセや所作を見直すいいきっかけになりました。
両人には深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
まだまだ認知がされていないことや、来年度以降の取り組みが見えてこないプログラミング教育ですが、これからも地道に活動に取り組んでいこうと思います。
なお次回の開催は年末または年明けを予定しています。日程が決まりましたらTwitterまたはFacebook等でご連絡します。
最後までお読みいただきありがとうございました。ご参考になれば幸いです。