ICT教育推進研究所の研究室

ICT支援員→小学校教員が「ICTの効果的な利活用」をテーマに、授業記録・情報教育・情報通信技術(旧ICT)支援員について書いています。

ICT支援員になるためには

ここでは、ICT支援員になりたい!という方へのアドバイスをお伝えします。

 

 

 

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ICT支援員の採用

ICT支援員は基本、「欠員が出たから採用」になります。
もしくは「新規参入するから採用」という形です。
そのため「やりたい!」と思っても空きがなければ実現しないのです。
逆に地域によっては人手不足で困っているところもあります。

 

採用は主に、以下の2つに分かれます。


・各自治体が直接雇用する
・各自治体の教育委員会と契約した民間企業が雇用し、派遣する


近年は民間企業が委託するケースが多いです。

 

雇用形態

 

契約社員かアルバイトで、訪問回数も月1回~毎週などまちまちで、自治体によります。
報酬はだいたい1訪問あたり9千円~1万円ほどです。

 

ICT支援員に必要な資質能力

とにかく「コミュニケーション能力」これに尽きます。
もちろんパソコンやネットワークに関する知識技能も必要ですが、主な相手は先生や子どもたちになりますので、いかに物事を分かりやすく、そして話しやすく接しやすい雰囲気を出せるかどうかが非常に重要で、これによって支援員の存在価値が決まるくらいです。

 

いつもニコニコしている人と、ムスッとしている人、どちらに声かけたいですか?
絶対ニコニコしている人のほうがいいと思いますよね。

そのことから、ICT支援員はどんな時も「笑顔」でいることが大切なのです。


そう、たとえどんなに忙しくても、どんなにヒマでも。

 

 

そして「自学自習できる」こと。これも必要です。


この仕事は基本一人で行動するため、教えてくれる仲間は近くにいません。
なのでわからないことがあったら自分で探す、もしくはすぐ仲間に相談する、といったような積極性が非常に重要です。

 

こんなところでしょうか。
あくまで経験に基づいてお伝えしていますので、ご参考になれば幸いです。