ICT教育推進研究所の研究室

ICT支援員→小学校教員が「ICTの効果的な利活用」をテーマに、授業記録・情報教育・情報通信技術(旧ICT)支援員について書いています。

ICT支援員の新年度

平成30年度が始まりました。

先生方の異動も発表され、ICT支援員も担当校でどんな出会いがあるのか楽しみにしています。
 
そんなICT支援員の新年度について書いてみます。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

担当校へのご挨拶

 
まず4月初日にご挨拶に回ります。
新人が赴任する場合は前任も同行し、学校に慣れられるようフォローします。
 
基本的には管理職の先生に向けてですが、辞令伝達などで不在の場合は1回目の訪問日に改めて実施します。
 
年度末に訪問日を決めていない場合はここで担当の先生と調整します。
 
 

更新作業

 
コンピュータも新年度に向けた準備をします。主に年度更新やIDカードの作成、名簿の更新です。
 
年度更新とは、授業支援ソフトなど様々なソフトに登録されている児童生徒情報から、昨年度の小6生や中3生を卒業させたり、引き続き在籍する児童生徒をそれぞれ進級やクラス替えをさせたり新入生、転入生を登録して新年度に更新する作業で、最も緊張する場面です。
 
これは個人情報を取り扱うことから、我々ICT支援員が作業を行う場合は先生同席の元作業するか、マニュアルをお渡しして先生に作業をお願いしています。
 
他にもこの休業期間中を利用して、Windows Updateやソフトのアップデートをすることもあります。
 
年度更新はなるべく始業式までに、もしくは短縮授業期間中に実施するようにしています。
 
特に中学校は調べ学習ですぐ使いたいというお声が多いため、始業式までに対応することが多いです。
 
 
 
ICT支援員の授業支援等は授業が始まってからですが、こうした環境整備も大切な仕事です。
 
他にもこの期間に講習会や研修会のご依頼をいただくこともあります。
 
新年度という機会を利用して、多くの先生がICT活用の第一歩を踏み出してもらえたら嬉しいです。
 
ご参考になれば幸いです。