10月14日(日)、大阪にて開催されたNew Education Day2018に参加してきました。
現在、私は東京と京都を定期的に行き来しています。その理由はICT支援員としてお世話になった学校様が東京都のプログラミング教育推進指定校となり、その支援を一部請け負っていることと、研究所の土台作りをするためです。
そんな推進指定校さんがmicro:bit(マイクロビット)を導入することとなり、自身の勉強のため受講した次第です。
micro:bitを体験
micro:bitは、小さなコンピュータで、講師の先生曰く「Windows95程度」の能力を持つそうです。
様々な種類がありますが、今回はBBC製のものを体験しました。
2つのボタンと30個のLEDランプ、通信機能を持っており、これらの機能を使うことで様々なプログラムを組むことができます。
手のひらサイズでかわいいのですが、基盤むき出しのため取り扱いには注意が必要とのことです。
micro:bitで遊んでみた
操作はインターネットの「makecode」を用いて、ここで作成したコードをプレビューで確認したり、micro:bitに転送して動作を楽しんだりしました。
基本がScratchベースなので画面の構成はそれほど難しくはありませんでした。
基本がScratchベースなので画面の構成はそれほど難しくはありませんでした。
最後に取次店様から、micro:bitを応用した数々のプログラミング事例を紹介いただきました。
micro:bitはamazonでも2000円程度で入手できますので、ご興味がある方はぜひどうぞ。
https://amzn.to/2CeHCyc
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特別支援教育でのICT活用とプログラミング教育
時間があったので特別支援教育でのICT活用に関する講座にも参加しました。
ここでは肢体や病弱な児童生徒が通う奈良県立養護学校での実践事例を伺いましたが、印象に残ったのは畿央大学と教員が協働し様々なFlash教材を作成していることと、プログラミング教育にも取り組んでいることでした。
Flash教材については会員登録が必要です。
プログラミング教育では、ダンボールに記されたプログラムの通りに身体を動かすプログラムを児童生徒の体調や障害に配慮しながら実践しており、児童生徒からは「楽しい」「面白い」といった声が聞かれていました。
通常学級では先のmicro:bitやScratchなどビジュアルプログラミングに特化しがちですが、アンプラグドの考えを活かしながら身体を使う活動も提案してみたいと思いました。
多くのことを学ぶことができたこと、プログラミング教育の幅広さと奥深さも実感した1日でした。
名刺交換していただいた皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。